定例記者会見(2017年1月12日)結果概要

掲載日:2017年1月16日

発表事項

日産スタジアムでテロ災害を想定した国民保護訓練を実施します!

 本日の発表項目は、1件だけであります。国民保護に関する訓練について、お知らせいたします。
 昨年12月のドイツ・ベルリンや、今月1日のトルコ・イスタンブールなど、現在、世界各国で非道なテロが発生しており、多くの人々が犠牲になっています。
 わが国でも、ラグビーワールドカップ2019や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、テロから国民の命や財産を守る、国民保護が大きなテーマとなっています。
 そこで、今年の国民保護訓練は、ラグビーワールドカップや、東京オリンピックの競技会場であります日産スタジアムを実際に使いまして、2月9日木曜日に、国、県、横浜市の三者で共同で実施します。
 今回の訓練では、爆破テロの現場を想定して、救助や爆発物捜索、トリアージ訓練などを実際に行う実動訓練や、周辺施設での生物剤散布、立てこもりなどの同時多発テロ事案を想定し、国と連動した情報共有、調整を行う図上訓練を、同時進行で行います。
 実動、図上、いずれの訓練も、事前にテロ災害の内容を訓練参加者に明らかにしない、いわゆるブラインド訓練によりまして、実践的な対応を検証したいと考えています。
 当日は、消防、警察、自衛隊、医療機関など、多くの機関が連携し、同時多発テロ事案に対処するとともに、訓練会場でCBRNE(シーバーン)、CBRNEとは化学剤、生物剤、放射性物質、核、爆発物、これらを指しますが、これに対応した最新の資機材を展示いたします。私も、訓練を視察する予定です。
 県では、こうした訓練を通じて、テロ災害への対応力強化と、関係機関の連携強化を図るとともに、国民保護の重要性を広く県民に周知してまいります。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前送付した資料のとおりです。

質疑

日産スタジアムでのテロ災害を想定した国民保護訓練について

記者: この訓練、規模は何人規模なんですか。参加人数は。

危機管理対策課長: 現在のところ、約30機関、500名程度を想定しています。

東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会開催に係る費用負担について

記者: 東京五輪の費用負担問題の関係で、あしたの関係自治体等連絡協議会の幹事会が開かれるということだと思うんですけれども、知事がご出席されるわけではないと思うんですが、あした、幹事会で神奈川県として、どんな主張、要望をするおつもりがあるのか、もしくは、幹事会に望むこと、今後の議論に望むこと、改めて伺いたいと思います。

知事: あすの関係自治体等連絡協議会幹事会、これは、課題整理の進め方について議論すると聞いております。しかし、それ以上具体的な内容については把握しておりません。そこで何を主張するかということでありますが、これまでずっと主張してきたとおりのことであります。
 つまり、立候補ファイルに書いてあったとおり、恒久的施設については、開催自治体が負担すると。仮設施設、それから大会運営費については、組織委員会で負担する。東京都で負担できなかった場合には国が負担すると、これを着実に実行してほしいということ、これを聞かれたら繰り返すということになると思います。

記者: 具体的な、この競技のこういう施設については、どうだこうだという話までは、おそらくいかないというご認識ですかね。

知事: どうでしょうか。そういう具体の一つ一つの施設についての話のところまでいっていないと思いますけれども。ただ、われわれとしては、そのような具体のどれがどうだではなくて、原理原則をぱっと決めていただければ。決めていただくというより、もともと決まっているわけですから、それをそのまま改めて明らかにしていただければ、それですぐ済む話だと思います。

記者: 関連なんですけれども、神奈川の場合は、セーリングは漁業補償というちょっと特殊な事情を抱えているということがあって、今後その進み方によって個別の自治体と、都なり組織委員会との協議に移ってくということになると思うんですけれども、そうなったときに、昨年末、共同要請した各自治体の足並みが乱れるという表現が適切なのか分かりませんけれども、それぞれの事情が多少異なる場合に、多少主張するところ、落としどころが変わってくるということはあり得るとお考えなのかというのをお伺いできれば。

知事: それはどうでしょうか。みんなで自治体がそろうまでの間には、若干の温度差というのが確かにありました。しかし、いったんみんなで集まって、そして要望した後で、そういった足並みの乱れということは聞いていません。
 われわれも原理原則どおり、やってくださいということを繰り返し述べるだけでありますから、それをしっかり実行していただくということになると信じています。

記者: 関連しまして、仮設の費用については、もちろん必ずしも新年度にやらなければいけない工事とかがあるかどうかまだ分かりませんけれども、他の自治体もですね、埼玉や千葉も新年度には予算計上しないという考えを示していますけれども、それについては、お変わりないですか。

知事: 変わらないです。今、予算査定の真っ最中でありますけれども、そういった予算を計上するという予定というのは全くありません。

記者: それは、やはり原理原則どおりやってほしいということでよろしいですか。

知事: そうですね。われわれはその前提で動いていますし、特に、今すぐに仮設を用意するから来年度に必要になる金額があるわけでもないので、予算計上する必要もないということだと思います。

記者: 五輪の関係なんですけれども、必ずしも新年度予算で手当てする仮設の費用は必要ないということなんですが、となると神奈川県として最終的な予算にかかわるようなタイムリミットというのは、どこに設定していて、今現在その東京都の方は3月の末までには一定の結論をという話ですけれども、そこで望むような方向性が出なかった場合に、いつまで神奈川県としては主張を続けていくのかというところを確認したいのですが。

知事: 小池知事は当初から、今年度中にということをおっしゃっていました。ですから、今年度中にそういった結論が出てくると思います。その結論は、われわれは当然のごとく、原理原則に基づいたものになると信じていますから、今の段階でその後の対応について、われわれが想定するということは考えていません。

記者: 実務的に2017年度当初予算では、仮設等にかかわる費用というのは、そもそも発生してこないとは思いますけれども、実際に、いつから計上の必要性が出てくるのか。今のところ実務的には18年度の当初には計上しなければならないのではないかという話もあるようなんですけれども、知事として予算の絡みでいつまでには方向性をかっちり固めなければならないと。例えば前年度の夏頃には、少なくともはっきりさせておくべきだとか、そこらへんのタイミング、スケジュール感というのはどうお考えになっていますか。

知事: それも仮定の質問になりますから、とりあえず今、われわれは来年度予算編成に全力を挙げているところです。その来年度予算編成の中では、仮設であろうが恒久施設であろうが別にそこで早急な決断が迫られている状況にないわけですから、とりあえず来年度予算については、関係ないと。
 では、その次の予算ということになると、まだ1年時間がありますから、その段階で議論することになると思います。その必要性も本来はないはずだと信じています。

記者: 年明け以降、五輪の関係で他県の知事とかと非公式でお話しになったということは特にないですか。

知事: それは全くないです。何にも動いていないです、私の周りでは。

記者: あしたからちょっと具体的な動きが出始めるのかなという感じ。

知事: あしたの幹事会の様子を見て、どういう動きになっていくのかということだと思います。

(以上)

神奈川県

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