定例記者会見(2016年8月10日)結果概要

掲載日:2016年8月15日

発表事項

リオデジャネイロオリンピック大会 体操・男子団体の金メダルと神奈川県勢の活躍

 まずはじめに、8月5日から始まりましたリオデジャネイロオリンピック競技大会において、日本勢が連日、大活躍をしています。
 昨日は、体操・男子団体の金メダルに日本中が沸きました。私も朝早くからずっと観ておりました。
 皆さんご承知のとおり、神奈川で育った白井 健三選手も、跳馬と床の2種目で、金メダルに大きく貢献する見事な演技を披露してくれました。
 また、内村 航平選手と山室 光史選手も、日本体育大学時代は神奈川県で過ごしておりまして、神奈川にゆかりのある選手です。
 県民を代表して、心からおめでとうと祝福したいと思う次第であります。
 また、この他にも、柔道・男子60キログラム級、銅メダルの高藤 直寿選手、柔道・女子52キログラム級、銅メダルの中村 美里選手をはじめ、神奈川ゆかりの選手が大活躍しています。
 そして、今回は私もセーリング競技の応援に駆け付ける予定ですので、神奈川にゆかりのある選手をはじめ、日本選手団の皆さんの活躍に、今後も大いに期待しています。

手話普及推進イベントを開催します

 それでは本日の発表項目ですが、はじめに、手話普及推進イベントの開催についてです。
 県は、平成28年3月に、手話の普及等に関する計画であります神奈川県手話推進計画を策定したところです。
 このたび、県民の皆さん、特に若い世代の方に手話に対する理解を深めていただくため、手話普及推進イベントを開催します。
 イベントの内容ですが、9月10日土曜日、はまぎんホールヴィアマーレにて、株式会社講談社の週刊少年マガジンに連載されていました、大人気の漫画「聲の形」のアニメーション映画の先行上映会を行います。
 「聲の形」は、耳の聞こえない少女と、耳の聞こえる少年との触れ合いを中心に、手話を通じてストーリーが展開する作品です。この作品は、若い世代に大変人気がありますので、上映会を開催することで、手話への理解を深めていただく良い機会になると捉えています。この映画は、9月17日から全国ロードショーされる予定です。
 さらに、先行上映会終了後、部活動で手話を学んでいる、県立川崎高等学校及び県立高浜高等学校の生徒による、映画に出てくる手話を学べる手話講習会を実施いたします。
 このたび、抽選で500名をこの手話普及推進イベントにご招待します。皆さん奮ってご応募いただきたいと思います。

水素ステーション整備費補助金交付決定について

 次に、水素ステーション整備費補助金交付決定についてです。
 県では、水素社会の実現に向け、平成27年3月に神奈川の水素社会実現ロードマップを策定し、燃料電池自動車の普及や、水素ステーションの整備促進に取り組んでおり、水素ステーションについては、2020年度に県内25カ所の整備目標を掲げています。
 そこで、今年度、新たに水素ステーション整備費補助金を創設し、平成28年6月1日から6月30日に、補助事業の募集を行った結果、JXエネルギー株式会社から応募があり、このたび、補助金の交付決定をいたしました。
 今回、交付決定した水素ステーションは、「(仮称)横浜綱島水素ステーション」で、横浜市港北区の、綱島サスティナブル・スマートタウン事業地内に、平成29年3月までに整備される予定です。完成しますと、県内で12カ所目の水素ステーションとなります。
 今後も水素社会の実現に向け、民間事業者と連携した取組を進めてまいります。

神奈川県庁でテレワークを試行します

 次に、テレワークの試行についてです。
 県では、育児や介護に関わる職員などが、多様で柔軟な働き方を実現できるよう、現在、テレワークの導入に向けた検討を進めています。
 そこで、まずはテレワークの効果や課題等を整理・検証するため、本日から、職員による試行を実施することにいたしました。
 テレワークで行う業務としては、例えば会議資料の作成など自己完結的な業務、企画書の作成など企画立案等の業務などを想定しております。              
 試行頻度については、少なくとも週2回は、普段の勤務先で勤務するということで、週3日を上限に、テレワークを行うこととしています。
 また、勤務時間を管理するため、勤務開始時と終了時に、職員本人から所属へ電話等により連絡をさせることにいたします。
 この試行を通じて、テレワークの有効性、業務の範囲、必要なシステムやセキュリティなどをしっかりと検証していきたいと考えています。

カナガワ リ・古典プロジェクト2016 小田原の開催について

 次に、カナガワ リ・古典プロジェクト2016 小田原の開催についてです。8月1日からのチケット販売について、既にお知らせしているところであります。
 リ・古典は、これまで横浜の紅葉ケ丘、江の島、大山で開催しておりまして、それぞれの地域にゆかりのある方々のご出演や、演目を上演してまいりました。
 第4回となる今回は、小田原城址公園の本丸広場に設置する特設ステージで、9月19日に開催いたします。
 平成の大改修を終え、リニューアルオープンした小田原城を背景に、伝統文化を新しい発想で活用し、現代を生きる文化芸術として再発信いたします。
 神奈川県西部にゆかりのある、薪能・狂言・落語などに加え、今回、再発信の新たな試みとしまして、小田原風鈴や尺八の和の音色と、サックスやシンセサイザーを用いた現代の音色のコラボーレーションをお楽しみいただきます。
 さらに、若者や外国人など、誰もが気軽に伝統文化に触れていただけるよう、音楽ラジオ番組の人気DJにより、今回初めて英語と日本語の2カ国語でナビゲートいたします。
 この秋、新たな伝統文化の世界を、小田原でたっぷりとご堪能いただきたいと考えております。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事につきましては、事前に送付した資料のとおりですが、そのうち2件コメントしておきます。
 8月11日の10時から、津久井やまゆり園に行きます。これは、事件当日に駆け付けて以来ということになりますけれども、園を管理するかながわ共同会から説明を受けたうえで、園内を回り、しっかりと今の園の状況を自分の目で確かめてきたいと考えています。
 その上で、県として必要な取組みについては、直ちに関係部局に指示してまいります。
 次に、8月12日に、かながわハイスクール議会2016の本会議に出席します。
 今年のかながわハイスクール議会も、県内から84人の高校生が参加して、政治参加、学校教育、観光など8つの委員会に分かれて8月1日から議論をしております。
 本会議では、議論の成果を、各委員会からの質問と政策提言という形で、高校生議員から発表していただきます。
 毎年、高校生ならではの新鮮な政策を提案いただいておりまして、昨年では、かながわ子どもの貧困対策会議や高校生版教育委員会の設置を実現に移しました。
 今年も、こうした斬新な政策提言を楽しみにしています。

質疑

テレワークの試行について

記者: テレワークの件なんですけれども、今後、検証してどのくらいの規模感で県庁の中で広げていきたいとか、そういった目標というか考えはあるのでしょうか。

知事: 先程も申し上げましたが、育児とか介護とか、そういうことを支援するような形で有効に活用できればと考えています。今回、試行を行うことで技術的な問題等々をクリアできたならば、あとは希望者に出来る限り幅広にやっていきたいと思っています。数値目標というのは特に今のところはありません。

記者: 2月の議会でテレワークを試行したいというような話しを知事されて、その中で育休の方にはタブレット端末を支給して、その中で仕事が出来るような形も整えたいというようなことを言っていましたけれども、そちらの方はどうなっているのでしょうか。

人事企画担当課長: 育児休業中の職員の方にタブレット型端末を配付いたしまして、所属と職員の間で情報共有するというようなことは、既に実施しております。

記者: 他の都道府県でテレワークの状況というのは、どういう形なんですかね。この間、横浜市も始めるというような話をして、政令市もというような話しもあったんですけれども、都道府県ではテレワークというのはどのくらい導入されているのでしょうか。

人事企画担当課長: 他県の状況ですけれども、本年8月に私どもの方で調べた結果ですが、本県のほか、県レベルでは10県がテレワークの試行、あるいは導入をしています。それから市では5月に横浜市が始めましたけれども、横浜市のほか5市でテレワークの試行あるいは実施をしております。

記者: 今、言った10県の試行あるいは本格実施ということなんですけれども、本格実施しているのはどこが。いわゆる本格的に導入しているのは。

人事企画担当課長: 本格実施としましては、兵庫県、広島県、佐賀県ということで承知しております。

津久井やまゆり園について

記者: 知事の明日行く、やまゆり園の視察ですけど、今言ったように自分の目で確かめたいということでしたが、知事自身今一番気になっていること、ここらへんを重点的に見たいとか、あるいは声を聞いてみたいというようなポイントというのはございますか。

知事: 対策本部を設けて、再発防止等に取り組むと同時に、職員の皆さん、そして入所者の皆さん、家族の皆さん、いわゆる心のケア、こういったものをしっかりやるようにということを、指示したわけであります。
 そのような中で、心のケアといったもの、実態、現場でどのような思いを持って、皆さんが職務を継続されているのか、それをまず確認をしたいと思います。なんといっても、凄惨な事件があった現場でありますから、その現場で、今もケアを継続しているといったこと、そういった状況の中で、実際に皆さんがどんな思いでやってらっしゃるのか、生の声をきちっと受け止めてきたいと思っています。
 それとともに、どうすれば再開できるかということ。これも、まさに凄惨な現場があったその現場を、ただクリーニングしてやれば、元の環境に戻ってケアできるということに本当になるのかどうかです。場合によっては、改修でありますとか建て替えといったこと、これも必要になるのかもしれない。
 ただ、その一方で、施設に対する愛着を持ってらっしゃる入所者の皆さんもいると。その施設だけでなく、お部屋そのものに愛着を持って過ごされている入所者の方もいるということも聞こえてくるわけです。そういったときに、改修、建て替えというものを、我々が勝手な思いでやって良いものかどうかということもありますので、非常にそういう意味ではデリケートな問題だと思うのです。
 ですから、現場を自分の目で見た上で、実際の職員の皆さん、入所者の皆さん、家族の皆さんに、そういったことを率直にどのように思うかということのご意見を伺いながら、今後どう対応していくのかということを考えていきたいと思います。

記者: 今のお話と関連するんですけれども、明日視察した際に、建て替えするだとか改修するだとか、そういった点についても県側と園側の人たちと意見交換するおつもりでいらっしゃいますか。

知事: 率直にそのへんは聞いてみたいと思います。我々は、改修した場合、それから建て替えした場合、どれくらいの費用がかかるのか、どれくらいの期間がかかるのかといったことを大体の目安としては持っておりますので、そういったことを踏まえながら、率直にご意見をお伺いしたいと思っています。

記者: 一方で、予算的な制約も当然あるんだろうと思うんですけれど、その点についてはこれから、予算を執行することとなった場合に、どういうふうに県民に説明するお考えか、もしそういうお考えがあれば。

知事: それはそのとき、どう判断するかだと思いますけれども、こういうことがあったからといって、ではその施設をやめてしまうという選択肢はないと思っています。こういう施設をしっかりと、また、こういう悲劇を乗り越えてでもしっかりと続けていかなければならないと、そのためにある程度の費用負担というものも起きるかもしれない、そういったときにはしっかりと、県民の皆さんにご理解を得るように、丁寧に説明していきたいと思っています。

記者: 最後に1点、同じ関連なんですけれども、今日から厚生労働省の方で、専門家委員会、検証でしょうかね、これが始まり、神奈川県からも出席すると思うんですけれども、国のその検証に対して知事が期待することというのはどういった辺りでありますでしょうか。

知事: その検証委員会がどういう形で進むか、我々の使命というのは、現場の生の声を伝えるということだと思います。やはり、現場の皆さんがどのように思っていらっしゃるのかということ、それをしっかりと反映していかないと、外から見ているだけで、新たな対応策等をどんどん重ねていくと、実は、違った方向に行く可能性だって無いわけではないと思うのです。
 ですから、そういう生の声を伝えながら、どういう議論が進んでくるのかという流れを、しっかりと見極めたいと思っています。

記者: 今の施設の関係なんですけれども、こういった事件があったからといって、やめるという選択肢は無いというふうにおっしゃいました。基本的に移転とかではなくてですね、現在地での機能回復というのをお考えになられているのかというのを、まず確認させてください。

知事: 基本的には、そうだと思います。こういう事件はありましたけれども、津久井やまゆり園というのは、地元の皆さんと非常にうまくやってくださっていた。地元との交流というものを、しっかり大事にされていたと、そういうことがありましたから、こういうことがあったからといって、全部閉じて、全然別のところに移転してしまうという選択肢は、ゼロというわけではないでしょうけれども、考えられないのではないでしょうか。

記者: もう一つ、改修もしくは、建て替えというところ、慎重にお進めになられるということではあるんですけれども、費用を考えたり、工期を考えると、そんなにゆっくりしていられないと。知事が常々おっしゃられるスピード感というものもありますけれども、大体目途としてはどれくらいのスパンで、方向性を出すというふうにお考えなのでしょうか。

知事: 現場で、皆さんの生の声を聞いた上で、できる限り早く対応していきたいと思います。改修よりも当然建て替えの方が、時間はかかるわけです。その場合には、その間どうするのかと、どこか別の場所に仮に移動してもらわなければいけないとか、仮設の何かを用意しなくてはいけないかもしれない。そういったことも含めて考えますと、あまりゆっくりやっていくということではなくて、方針を決めたら、速やかに対応していきたいと考えています。

記者: やまゆり園の関係なんですけれども。おとといですね、県議会の厚生常任委員会で、この事件に関連して、県の危機管理体制というものに対して、ちょっと問題視するようなところがありまして、知事が29日の対策本部会議の次の日以降、登庁されていないということに対して、本来ならば、陣頭指揮をとって当たるべきではないかという指摘だったのですけれども、まずこれに対して知事のお考えを伺えますでしょうか。

知事: 事件が発生して、その対応というのは、自分としては、かなり早急にやったと受け止めています。皆さんご承知のとおり、事件が発生して直ちに、朝10時だったと思いますけれども、記者会見を開いて、まだそのときには十分に情報が集まっている状況ではありませんでしたけれども、そのとき集まっている情報を早く皆さんにお伝えするということ、それとともに、それから後、どういう形で情報を提供していくのかという、その形を決めるということを皆さんにお知らせしたところでありました。
 その後、すぐに午後には現場に私自身が訪問いたしまして、家族会の皆さん等々にお目にかかってまいりました。そして、園の責任者にも話を聞いてまいりました。
 そういったことを受けて、次の日また記者会見で、今度はかながわ共同会の記者会見といったもの、かながわ共同会はまだ記者会見に出られる状態ではないと言っていたのですけれども、私の方から、とにかく今の段階で良いから来てくれということで、次の日に記者会見を開いたということがありました。
 そしてまた、全国知事会議があったのですが、それを切り上げて帰ってきて、対策本部を開いて、その中でいろいろなことも相談しながら指示を出しました。
 このような事態が起きましたが、実は次の日から夏休みを予定していたのです。これを返上してやるべきなのかということも含めて、みんなと相談したわけであります。今何か突発的に起きて、それが現在進行形ということではなくて、いったん起きた後、どうしていくのかという中長期に関わる問題だと、そのステージに入っているということもあり、しっかりと今やるべきことの体制を整えて、指示をしたということを受けて、これはずっと張り付いていなければいけない状況ではないだろうという判断のもとに、夏休みをとらせていただいたということです。
 ただ、指示をした内容がその後、どうなっているのかということは、ずっと連絡をとり合いながら、その場その場で指示を出していましたので、私が現場に張り付いていなくても、そういったことの流れの中で問題になったということは無かったと私は認識をしています。

記者: 夏休みということなんですけども、期間はいつからいつまでで、差し支えなければどちらにいらっしゃって、要は、どういった連絡体制が取られていたのかという部分をお伺いできますか。

知事: 夏休みは皆さんご承知のとおり、外出と書いてあるところです。その期間でありまして、どこに行っていたのかというのはプライベートなところなので、差し控えさせていただきたいと思いますけれども、私は家族とのそういう時間を大事にしておりますので、家族とじっくりと過ごしているという時間にしていたと。
 ただ、いつもメールと電話でしょっちゅうやりとりをしていたというところであります。

記者: その間にトップとして判断を求められる場面は電話でのやりとりということをされていたということで。

知事: メールで、今こういうことになっていると逐一受けておりましたので、メールを中心としたやりとりでありました。

記者: 知事としては事件の対応に対して、登庁しなかったことによる影響というのは無かったと考えているのでしょうか。

知事: 無かったと思います。

記者: 明日のやまゆり園の訪問なんですけども、具体的にかながわ共同会だったり、職員だったり、どういった方と会う予定とか、家族とかですね、そこらへんは決まっているんでしょうか。誰から話しを聞くという。

障害サービス担当課長: 共同会の理事長、常務、園長から直接お話を伺い、家族会長ともお話をしていただく予定となっております。

知事: それと、実際に働いていらっしゃる職員、それから、ケアを受けていらっしゃる入所者の皆さんともお話をしてみたいなと思っております。

記者: 実際に、事件が起きた、まさにその部屋というか、そういった現場も見られる予定なんでしょうか。

知事: そのはずです。

テレワークの試行について

記者: テレワークの件で3点ほど教えていただきたいんですけども、1点目がですね、今回参加される方5名程度とあるんですけども、この「程度」が入っているのは、期間中に増えたり減ったりするっていう意味なんでしょうか、何で5名程度なのかなと思ってですね。
 どういう基準で選んでいるのでしょうか。例えば実際に現在今子育てしている方に協力してもらうとか、介護が必要な親御さんがいらっしゃる方に協力してもらうとか、もし何か今回参加される職員の方に基準があれば教えてください。
 3点目が情報管理をどういうふうにするのかというところなんですけど、業務のところで各種データ入力などとあるんですけども、例えば紙で資料は持ち帰りをしないとか、自宅のパソコンから県のネットワークに入るにも、ウイルスの心配とかあると思うんで、自宅のウイルス対策をちゃんとしているか確認をするとか、情報管理をどうやってやるのかを教えていただければと思います。

知事: 今、ご指摘いただいたような技術的なチェックというのは非常に大きなウェイトを占めると思います。セキュリティの問題というのは非常に大きな課題です。
 それとともに、実際やってみたときの不具合があるのかどうなのか、かなり技術的な面が非常に強い最初の試行だと思いますので、今回の5名というのは、比較的情報系に長けた職員が中心になるということです。
 一応5名としておりますけれども、特に大きな意味はありません。やってみて、もう少し増やした方が良いということになれば、とは言っても、滅茶苦茶に増えたりはしませんけれども、目安として5名程度ということで、まず始めてみようということです。 
 やりながらいろいろな問題が浮かび上がってくると思うのです。だから、テレワークといったものを、今後、県全体の仕事の中で、冒頭ご質問がありましたけれども、どれくらいの分量で入れていこうとするのかということ、そこまではまだ実は議論していないのです。
 当面は、冒頭申し上げたように、介護とか子育てとかそういったことで、例えば介護のためにこの時間どうしても必要なのだといったところとか、保育園の送り迎えでどうしてももう少しいるのだとか、そういった方々がこういったテレワークを活用しながら仕事が出来るようなことをまずは目指していこうということでありまして、それをやりながら具体のことがいろいろ見えてくるのではないかということだと思います。

津久井やまゆり園について

記者: 事件のことに戻るんですけども、さっきのおとといの常任委員会で、園が防犯カメラの設置を県に申請したときに、なぜ防犯カメラを設置しようとしているかということの目的を、ちゃんと県として把握しなかった辺りとか、そのへん当事者意識というか、足りないんじゃないかというような批判が議員の方からあってですね、そのへんのことへの受け止めと、あと情報共有という観点から指定管理者制度というのが、ああいう施設に導入するのはどうなのかというご意見もあったんですけども、そのあたり知事の受け止めを教えてください。

知事: 今回全体を通して、冒頭から申し上げましたけども、情報共有のあり方といったことにおいては課題があったのではないかというふうに思っています。詳細はこれからもっと詰めていった上で判断していくべきことだと思いますけれども、そういう情報共有のあり方のどこにどういう問題があったのかということをしっかりと直視しながら、二度とそういうことが無いようにやっていきたいと思うところです。これが再発防止に向けた最も重要なポイントの一つだと思います。
 指定管理者制度だったからこういうふうになったと、今のところは受け止めてはいません。県が直営でやっていたならば、そういった問題が無かったのかというと、それは今のところそうだとは思わないところがあります。しかし、指定管理者制度といったものは、常に検証し続けていかなければいけない問題だと思いますので、今回それがどうだったかということも含めて、総合的に検証していかなければならないと思っています。

(以上)

神奈川県

このページの所管所属は 知事室 です。